Zweigelt(ツヴァイゲルト)
| オーストリアで最も生産量の多い赤ワイン用の葡萄品種です。葡萄の熟成の仕方によりまったく風味が異なってしまう、実に不思議な品種です。 よく熟れた葡萄から造り熟成された物は、胡桃にも似たような香りと、スパイスを混ぜたような味がします。ボルドー辺りですとこのような味を出すのに10年はかかりますが、ツヴァイゲルトは3〜5年の比較的若い物でもこの味が出ます。ノイシードラセー(Neusiedlersee)辺りのツヴァイゲルトはこのような味が出ています。 実は似たような味のワインは他にもあると思い、このワインはまったく評価していなかったのです。しかし数年前に、オーストリア航空の機上でブルゲンラント(Burgenland)産のツヴァイゲルトを飲んで評価が変わりました。その月の特集ワインとして提供されていたものなのですが、その味と香りの素晴らしさに魅了されてしまいました。どこのワイナリーのものか、覚えていないのが悔やまれます。 さて、Kino_Sanが評価していなかったもう1つのツヴァイゲルトです。程度に熟した葡萄から造られた若いツヴァイゲルトは、さっぱりとした味で香りもやさしく、赤ワインなのに魚料理にも合いそうな軽いワインとなります。ワインフィアテル(Weinviertel)やカンプタール(Kamptal)産の物はこの傾向が強いです。焼き魚、秋刀魚の塩焼きになんて最高です。 熟成された物には、癖のあるチーズとかがいいと思われます。 特にブルゲンラント(Burgenland)産の物は、熟成させてじっくりと味わいたいものです。フランスワイン党の方にも1度は試していただきたいワインです。 |
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