ワイン法

オーストリアのワイン法は、EU加盟に伴い、基本的にはEUのワイン法に基づいてはいますが、他に例を見ないぐらい厳しいものとなっています。それは以前に大変不幸な事件があったからです。その事件については別の項目で説明します。
またワイン法の詳しい説明は、オーストリーワインマーケティング協会(AWMB)のサイト、オーストリーのワイン・文化の香りにも掲載されていますので参考にしてください。

等級は11に格付けされています。格付けはモスト(葡萄果汁)の糖分含有量で決まります。また、糖度の測定にはクロイスターノイブルガー果汁計量器(KMW)使用が原則となっています。

ラベルには、産地葡萄品種、収穫醸造年、等級、アルコール含有量、国家検定番号、生産者またはビン詰業者の名前が必要です。

収穫量の制限があり、1ヘクタール当たりの最高収穫量は葡萄9,000kg、もしくは6,750Lのワインと決められています。収穫量がこの制限を上回った場合、等級が一番低いターフェルヴァイン(Tafelwein)として格付けされます。

等級が上のクオリテーツヴァイン(Qualittswein)とプレディカートヴァイン(Prdikatswien)は、2重に検査されます。化学分析と試飲委員会による検査で、ラベルの国家検定番号と赤白赤の捺印帯封は合格の証です。
オーストリアのワインだから国旗をまねた帯封がされているわけではありません。あれは、厳しい検査に合格した、品質の高いワインの証なのです。

赤白赤の捺印帯封