Thermenregion(テルメンレギオン)

グンポルスキルヒェンの葡萄畑 ターレン修道院、ここもグンポルスキルヒェンの1部です

葡萄栽培地域の名称です。
直訳すれば「温泉地域」。その名の通り、バーデン(Baden bei Wien)などの温泉保養施設の充実した町も多くあります。
ウィーン南部に隣接し、ニーダーエストライヒ(Niedersterreich)州でも最も南に位置しています。この地域はウィーンでホイリゲが許可されるより遥かに昔、13世紀から自家製ワインを飲ませる居酒屋(すなわちホイリゲ)が存在しており、ホイリゲ発祥の地でもあります。現在でもこの地域は、ウィーンの方からSdbahn(ソートバーン)の愛称で親しまれています。
暖かいパンノニア(Pannonia)気候で、ウィーンの森が北風を遮っています。夏には熱害の発生も見受けられます。ただし冬は、メードリング(Mdling)などの豪雪地帯もあり、冬場の冷え込みにも注意が必要です。
白ワインの生産量は60%強、赤ワインの生産量も多くなります。特筆すべきは、この地域でしか栽培されていないロートギプフラー(Rotgipfler)ツァファンドラー(Zierfandler)です。両者はブレンドされて、しばしばシュペットロート・ロートギプフラー(Sptrot-Rotgipfler)として市場に出されます。他に白ワインとしては、ホイリゲ向け品種の ウェルシュリースリング(Welschriesling)、ポピラーなヴァイス・ブルグンダー(Weiss Burgunder)等が生産されています。赤ワインでは、オーストリアの代表品種 ツヴァイゲルト(Zweigelt)の生産も盛んです。
最も重要かつ有名な生産地は、グンポルスキルヒェン(Gumpoldskichen)です。また、ソートバーンに属する多くの村や町が、ホイリゲ地域としてウィーンの方達から根強い支持を得ています。