S
dburgenland(ソートブルゲンラント)
葡萄栽培地域の名称です。
直訳すれば南ブレゲンラント。その名の通り、ブルゲンラント(Burgenland)州南部に位置しています。パプスブルグ帝国時代はハンガリー領で、冷戦時代は西側諸国の最東端でした。しかも葡萄畑が、この辺境の地でもなお辺境とも言えるハンガリー国境に集中しているため、長く投資もされず葡萄生産者には困難な時代が続きました。ようやく近年になり、この地がオーストリアのワイン業界でも見直されつつあります。
気候は暖かいパンノニア(Pannonia)気候、西からの冷たい空気は丘が遮っています。しかも標高が ミッテルブルゲンラント(Mittelburgenland)よりも高く、斜面が急なため、昼と夜の温度差が大きくなります。土壌には鉄分が多く含まれており、これがワインにミネラル感とスパイシーさをもたらしています。
白ワインの生産が60%弱と数字のうえでは上回っていますが、特産は赤ワインのブラウフレンキッシュ(Blaufr
nkish)、またツヴァイゲルト(Zweigelt)もスパイシーさが他の産地より増し、赤ワイン好きの期待を裏切らない味に仕上げられています。
最も重要な生産地は、アイセンベルグ(Eisenberg)とドイッチュ・シュッツェン(Deutsch Sch
tzen)です。