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新自然派ワインを求めて オーストリアワインの魅力

新自然派ワインを求めて
オーストリアワインの魅力

Riesling(リースリング)

フランスのアルザス地方(Alsace)、あるいはドイツが産地として有名な白ワイン用の葡萄品種です。オーストリアでも古くから栽培されてきましたが、特にワァッハウ(Wachau)のリースリングは高級ワインとして世界にその名が知られています。

広く栽培されていますが、主な産地はワッハウ(Wachau)カンプタール(Kamptal)ウィーン(Wien)トライゼンタール(Traisental)です。
オーストリアのリースリングはアルザスやドイツと比べると糖度が高くなるため、シャープな辛口となり、味わいは深みを増します。オーストリアワインとは言え、ホイリゲ(新酒)より熟成されたものをじっくり味わいたいワインです。

ワァッハウ産はこのワインの特徴でもある酸味が抑えられ、果実味が増しています。魚料理よりチキン等肉類との愛称が良くなっています。
カンプタール産も酸味が抑えられ、旨みが前面に出ていますが、ワッハウ産程の濃さはありません。オーストリアワインのリースリングの中でもこの地域のハイリゲンシュタイン(Heiligenstein)の畑のものが最高峰と言われています。
ウィーンはホイリゲ専門でワインの出来は今一と言われることがありますが、実はこのワインの銘産地の1つです。特に石灰質土壌のドーブリンク(Döbling)地区(19区)は品質のよいリースリングを産出しています。
トライゼンタール産のこのワインは酸が前面に出ています。ただ、酸味がアルザスやドイツとはまったく違います。アルザスやドイツのリースリングは十分に糖度があがっていないため、熟成不足による酸味で「すっぱい」というのが本当のところですが、トライゼンタール産は十分に糖度もあり辛口のワインとなっています。酸はこのワインの特徴というより、土壌に由来し、柑橘系の味ではありますが、「すっぱい」訳ではありません。この産地のものはチキン等より、刺身やお寿司等の和食に良く合います。
  Riesling