輪番営業
オーストリアのワインを造っている村や町には必ずホイリゲがあります。
ウィーン(Wien)市内の観光客向けのホイリゲしか知らない方には意外かもしれませんが、ホイリゲはオーストリア人の生活に深く浸透している文化の一つです。
ところが多くのホイリゲは1年中営業するだけのワインを生産していません。保有している葡萄畑が小さい場合が多いのです。でも、人々にとってホイリゲは必要なもの、ということで、多くの村や町ではホイリゲの輪番営業が実施されています。
其々のホイリゲのワインが底をつかないように、しかもその地域で数軒(最低1軒)のホイリゲが営業しているように、(恐らく)毎年話し合いが行われ、其々のホイリゲの営業日を決めているようです。
ですので、どんな片田舎の小さな村へ行っても、ホイリゲが1軒も営業していないということもないかわりに、全部のホイリゲが営業しているということもないのです。
ほぼ毎日ホイリゲへ行きたい住人と、ワインが売り切れることを防ぎたいホイリゲ経営者達の、1つの妥協の営業形態と言えます。
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