言葉

ドイツ語です。
英語が通じるのは都市部のホテルや商店、交通機関ぐらいと考えてください。

日本の方は、外国の方は英語が話せるものと勘違いしている傾向にありますが、ヨーロッパで英語が問題なく誰にでも通じるのはイギリスとアイルランドだけです。他の国にはそれぞれ国語(ドイツにはドイツ語、フランスにはフランス語)があります。どの国でも誰でも話せるのは、その国の国語だけです。
オーストリアの場合、60歳ぐらいから上の方は、そもそも英語を学校で習っていませんので、殆ど話せないと思って間違いないです。若い方は、日本と同じ様に学校で英語を習っていますので、話せる方もいます。でも、それぞれ得手、不得手がありますので、殆ど話せない方もいると思ってください。(日本と同じです。)
観光客の多いホテルや商店は、商売がら英語がかなり通じるようです。飛行機や空港は問題なく通じます。鉄道なども、国際線がある駅などでは比較的通じます。でも、田舎の駅や車掌さん、バスの運転手などは、通じれば運がいいと思ってください。町で道を聞く時も通じる方にあたれば、運がいい方です。

ガイドブックに書かれている程度のドイツ語は、ガイドブックを見ながらでも話した方がいいと思います。話が結局通じなくても、耳を貸してくれた方には「ありがとう」(ダンケ:Danke)を忘れなく言いましょう。
駅で切符を購入する場合は、自信がなければ、目的地を紙に書いて見せてもいいです。(ガイドブックで指差すのも案です。)必要枚数は指で示すという手もあります。目的の列車が出発するホームが分からない場合は、駅員らしき人を捕まえて、「ナッハ(nach)XX?」と聞いてもいいです。ただその場合、ホームの番号が聞き取れない可能性があります。メモに数字を書いてもらうか、気の効く方ならそのホームを指差してくれます。

ホテルや交通機関で必要になりそうなドイツ語を列記しておきます。ただし、変な感じですが、ちゃんとした文法で話さない方がいいかもしれません。流暢なドイツ語で話し始めると、ドイツ語が理解できると相手が勘違いして、普通に(しかも早口の)ドイツ語で返答してくる場合があるからです。
ホイリゲやレストランで使える一口ドイツ語は、ここを参照してください。

日本語
ドイツ語
注意・補足
こんにちは グーテン・ターグ Guten Tag オーストリアではグリュース・ゴット(Gr Gott)がよく使われていますが、ここを参照してください。
こんばんは グーテン・アーベント Guten Abend
さようなら アウフ・ヴィダーセーエン Auf Wiedersehen
すみません(呼びかけ) エントシュルディング Entschuldigung エントシュルディゲン・ジー・ビッテ(Entschuldigen Sie bitte.)でもいいのですが、少し丁寧すぎます。
ありがとう ダンケ Danke とても感謝している場合は、ダンケ・シェーン(Danke schn)です。
XXから フォンXX von XX
XXへ ナッハXX nach XX
片道 アインファッハ einfach
往復 ヒン・ウント・ツリュック hin und zurck ツリュックコメン(zurckkommen:戻ってくる)でも通じます。
どこ ヴォー Wo
いつ ヴァン Wann
XXは何処ですか? ヴォー・イスト・XX Wo ist XX? トイレは何処ですか?は、ヴォー・イスト・ディ・トイレッテ(Wo ist die Toilette?)となります。dieは定冠詞で、後にくる名詞によって変化する場合もありますが、分からなければ名詞だけでも通じます。
列車 ツーク Zug
地下鉄 ウー・バーン U-Bahn
路面電車 シュトラーセンバーン Straenbahn
タクシー タクシー Taxi
バス ブス Bus
ホーム グラィス Gleis
到着 アンクンフト Ankunft
出発 アブファート Abfahrt
XX行きの列車は何番ホームから出ますか? フォン・ヴェルヒャム・グラィス・フェート・ディア・ツーク・ナッハ・XX・アップ Von welchem Gleis fhrt der Zug nach XX ab? ナッハXX(nach XX)?でも通じます。
その列車は何時発車しますか? ヴァン・フェート・ディア・ツーク・アプ Wann fhrt der Zug ab?
プラッツ Platz
この席は空いていますか? イスト・ディア・プラッツ・ヒーァ・ノッホ・フラィ Ist der Platz hier noch frei? 席を指差して、フラィ(frei)?でも通じます。
このバスはXXに行きますか? フェート・ディア・ブス・ツー・XX Fhrt der Bus zu XX? ナッハXX(nach XX)?でも通じます。
いくらですか? ヴァス・コステート・ダス Was kostet das?
何と言いましたか? ヴィー・ビテ Wie bitte? ビテ(Bitte)はとても便利な言葉で覚えておくと便利です。ここを参照してください。
もう1度言ってください。 ノッホ・アインマル Noch einmal.
助けてください。 ヘルフェン・ジー・ミーァ Helfen Sie mir!
はい(そうです) ヤー Ja
いいえ(違います) ナイン Nein
アィンス eins
ツヴァイ zwei
ドラィ drei
フィーァ vier
フュンフ fnf
ゼクス sechs
ズィーベン sieben
アハト acht
ノィン neun
10 ツェーン zehn

グリュース・ゴット(Gr Gott)
通常オーストリアでは「こんにちは」「こんばんは」として使われていますが、本来は宗教色の強い言葉でカトリック教徒しか使用しません。ドイツ語の辞書でも、ドイツ南部(バイエルン州:Bayern)とオーストリアの方言として紹介されていますが、この地域はカトリック教徒が殆どである為に使用している方の数が圧倒的に多いからです。プロテスタント教徒の方は通常使用しません。
映画「寅さんシリーズ」でも、デュルンシュタイン(Drnstein)で寅さんが修道士の方とすれ違う時にあいさつをされていました。修道士の方はグリュース・ゴットと言われたのですが、字幕はたしか「神のお慈悲を」となっていたように思います。これは誤訳ではなく、本来の意味に近いものです。
カトリック教徒の中には、異教徒がこの言葉を使用することに、かなり神経質な方もおられます。(全然気にしない方もいますが)
この言葉を使用される時は、このような事情も考えて使用してください。

ビテ(Bitte)
ビテはとても便利な言葉です。覚えておくといろいろな場面で使えます。ぜひビテを習得(おおげさな)してください。ただし、あくまで簡略的な言い方であることをお忘れなく。

  1. ホイリゲやレストランで注文する時、品名の後にビテをつけて、XXビテ。またはセルフサービスのカウンターやメニューを指差して、ダス・ビテ(Das bitte.)。これで、「XXを下さい。(これを下さい。)」という意味になります。
  2. 相手に席を勧めたり、道をゆずったりする場合に、手招きなどして、ビテ。これで、「どうぞ。」という意味になります。
  3. 相手が何か希望してきて、例えば相席していいかなど、よければ、ビテ。これで、「勿論、どうぞ。」の意味になります。
  4. 相手の言っていることが、分からない時に、ビテ?(正確にはヴィー・ビテ(Wie bitte?))これで、「何?」という意味になります。
  5. 相手が礼を言った時に、ビテ(丁寧にはビテ・シェーン(Bitte schn))。これで、「どういたしまして。」という意味になります。