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ワッハウ渓谷(Wachau)

ドナウ河下りのハイライト

最終訪問:2005年5月

ユネスコの世界遺産にも登録されているワッハウ渓谷は、ドナウ河でも最も美しい景勝地の1つです。またこの地域は白ワインの優れた産地でもあり、毎年のように国際的なワインコンクールで賞を受賞するワインが産出されています。
この地域を観光するのに最も利用されているのは、4月~10月にかけてメルク(Melk)クレムス(Krems am der Donau)間で運行される観光船です。展望席より気ままに、あるいは船内のレストランで食事を楽しみながら、素晴らしい景色を堪能することができます。観光船の時刻表はオーストリア政府観光局のサイト(日本語版あり)で確認する事ができます。メルクからクレムスに向けて河を下る方が一般的ですが、時間に余裕のある方は逆のコースで楽しむこともできます。ちなみに、メルクからクレムスだと約2時間、逆のコースの場合約3時間かかります。
また、河の中からではなく河を眺めたい方には、この地域を鉄道で楽しむこともできます。ローカル線ですが、ドナウ河の北岸をほぼ河に沿ったかたちで、オーストリア鉄道(ÖBB)が運行されています。運行されている本数は非常に少なく(1時間に1本程度)、ウィーンからですとクレムスで乗換えなければなりませんが、船よりは所要時間が短いため、途中の村で下車してその村のワインを楽しんだりしながら、ゆっくりと渓谷自身を体感することができます。鉄道の時刻表はオーストリア鉄道(ÖBB)のサイトで検索する事ができます。曜日によっても若干のダイヤの変更がありますので、必ず訪問予定の日の時刻を確認してください。
ここでは一般的な観光船でメルクからクレムスに向かう行程を案内して行きます。

メルクの観光船乗り場では、途中のシュピッツ(Spitz an der Donau)までと、終着のクレムスまでの2種類の切符を購入することが可能です。デュルンシュタイン(Dürnstein)で下船する場合はクレムスまでの切符を購入しなければなりませんが、売り場の方は、その切符を使って一旦デュルンシュタインで下船した後、再びデュルンシュタインよりクレムスまで乗船することが可能と言われていました。

メルク   メルク

乗船は出発の30分前ぐらいから始まります。レストランを利用する場合は船内となるので日除けや防寒はあまり必要ないかもしれません。デッキで景色のみを楽しむ場合は、日除けおよび風除けがないので、帽子や寒い日はちょっとした上着が必要になります。レストランを利用しなくても、飲み物などは船内の売店で購入するか、時々回ってくるウエイターに注文することができます。運行中の見所ではアナウンスが流れます。ドイツ語、英語、イタリア語などが流れますが、最後に日本語のアナウンスもありますので安心してください。
船は出発するとメルク川(Melk)からドナウ河(Donau)の本流に入って行きます。進行方向に向かって(以下同様)右手にメルクの修道院が小さくなっていきます。暫くは緑あふれる両岸の中を船は進んで行きます。
最初の見所は右手に見えるシェーンビュール城(Schloss Schönbühel)、9世紀に建設されたそうです。

シェーンビュール城   エマースドルフ付近

続いて同じく右手の山の上にアックシュタイン城(Burg Aggstein)が見えてきます。15世紀に盗賊が捕虜を閉じ込め、飛び降りるか、餓死するかの選択を迫ったという言い伝えがあります。
左手にはヴィレンドルフ(Willendorf)が見えます。この村では旧石器時代の出土品が多く発見されています。

アックシュタイン城   ヴィレンドルフ付近

この辺りから両岸に葡萄畑が目立ち始めます。ワッハウと呼ばれる葡萄栽培地域に入ったことになります。このワッハウ渓谷には平地は殆どありません。葡萄は階段状になった段々畑で栽培されています。栽培する方の手間はかかりますが、この構造により葡萄は満遍なくドナウ河の恵(河よりの照り返し)を受けることができます。

ワッハウ   シュピッツ

船が最初に停泊するのはシュピッツです。シュピッツはこの地区で最も有名なワインの村です。ワイン目当てに訪れる観光客も少なくありません。この村は非常に小さな村ですが、ホテルやワイナリーホイリゲも充実していますので、下船して村の中を散策するのもお勧めです。

ヴァイセンキルヒィン   デュルンシュタイン

シュピッツを出るとすぐに、大きな教会が目立つ村ヴァイセンキルヒィン(Weißenkirchen in der Wachau)が左手に見えてきます。教会は中世の要塞もかねたもので、現在は博物館になっています。この村もワイン産地として有名で、葡萄畑に囲まれています。
次に船が停泊するのは、修道院の水色の塔が目立つデュルンシュタインです。デュルンシュタインは修道院の村ですが、ここもワイン産地としても有名です。村は中世そのままの街並みを保ち、城壁に囲まれています。船着場からはこの城壁の中を通る急な階段を上らなければ村の中心部には行けません。(勿論、迂回路はあります。)ここも非常に小さな村ですが、修道院や山の上の砦跡、ホテル・レストラン、ホイリゲ等がありますので、下船して散策するのにお勧めです。
ディルンシュタインの向かい側、右手の山の上には、お城のような修道院ゲットヴェグ(Göttweig)が見えます。
船は初めて橋の下を通り、クレムスの街へと向かいます。クレムスの船乗り場は街の中心部から少し離れた場所にあります。船乗り場から駅まで、クレムスの街並みを楽しんでください。

ゲットヴェグ   クレムス

メルクへの行き方
ウィーン西駅(Westbahnhof)よりオーストリア鉄道(ÖBB)で約1時間15分。
列車は1時間に1本程度しかありませんので、必ず行き帰りの時刻をオーストリア鉄道(ÖBB)のサイトで確認しておくことをお勧めします。曜日によっても若干の時刻の変更がありますので、必ず訪問予定の日の時刻を確認してください。
観光船乗り場は修道院下(町と反対側のメルク川沿い)にあります。

鉄道での行き方
フランツ・ヨーゼフ駅(Franz-Josefs-Bahnhof)からクレムス(Krems am der Donau)行きのオーストリア鉄道(ÖBB)に乗り、クレムスでシュピッツ(Spitz an der Donau)方面行きの各駅停車に乗換えます。所要時間は約1時間半。フランツ・ヨーゼフ駅ではなくシュピッテルアウ(Spittelau)またはハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)でオーストリア鉄道(ÖBB)に乗り換えると、地下鉄と同じ駅なので市内からの連絡も便利です。1日1本程度ですが、クレムスで乗換えなくても良い直通列車もあります。
列車は1時間に1本程度しかありませんので(2時間ぐらいない時もある)、必ず行き帰りの時刻をオーストリア鉄道(ÖBB)のサイトで確認しておくことをお勧めします。曜日によっても若干の時刻の変更がありますので、必ず訪問予定の日の時刻を確認してください。