ウィーンの教会

京都八百八寺と言いますが、これは本当に八百八もお寺があるということではなくて、それぐらいお寺が多いということを意味しています。とすると、ウィーン八百八教会と言ってもいいぐらい、ウィーンには教会が多く存在します。宗派や由来、いろいろな理由で建てられたようです。
仏教徒の方には興味がないかもしれませんが、それぞれの教会には特色があって、キリスト教徒ではなくても見るだけで楽しめます。ウィーン教会巡りツアーとかあってもいいんじゃないかと思っています。

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シュテファン大聖堂(Stephansdom)

ウィーン旧市街の中心部にとてつもない規模で存在する聖シュテファン教会。「ウィーンの魂」とも言われ、人々はシュッテフル(Steffl)という愛称で呼んでいます。モーツァルトが結婚式をあげたことでも有名です。また地下のカプチン霊廟には、パプスブルグ家(Habsburg)の人々の臓物が、銅の壺に納められて保管されています。
建設されたのは12世紀半ばで、ハーベンベルク家(Babenberg)のウィーン入城がきっかけとなりました。当時のウィーンは旧市街地(1区)より狭く、ローマ時代の城壁をそのまま使用していました。シュテファン大聖堂はその城壁の東南の外側に建設されましたが、市街地がそれを飲み込んで東南に広がったため、現在のようなウィーン中心部に位置することとなりました。
大規模な建替は3度行われています。1回目は13世紀半ばで、この時のもので現存するのは、西側正面入口とその両側の八角形の塔です。2回目はパプスブルグ家(Habsburg)のウィーン入城にともなうもので、現存するのは壮大で大広間のようなゴシック様式の内陣です。3回目は14世紀から16世紀にかけて行われました。ロマネスク様式だった外陣の西側以外をすべて取り壊し、ゴシック様式に立替ました。同時に南北の大塔を建設しましたが、南塔完成後、北塔は半分の高さまで建設して、その建設を中止してしまいました。
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。ガイドツアーもあるようです。北塔には有料ですがエレベーターも設置され、ウィーンの中心から街全体を見下ろすこともできます。体力があれば南塔も登る(有料)ことができます。

行き方
地下鉄1番線または3番線のシュテファンスプラッツ(Stepansplatz)下車すぐ。

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ペーター教会(Peterskirche)

ウィーンで2番目に古い教会です。
現在のバロック様式の建物は、ベルヴェデーレ宮殿(Schloss Belvedere)を手がけたヒルデブラント(Johann Lukas von Hildebrandt)の設計によるものです。
内部の装飾も見事で、特にヨハン・ロットマイヤー(Johann Michael Rottmayr )による天井画は有名です。
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。

行き方
地下鉄1番線または3番線のシュテファンスプラッツ(Stepansplatz)下車、グラーベン(Graben)を東に歩き、ペスト記念柱(Pestsule)の次の角を北に入る。シュテファンスプラッツより徒歩5分。

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ミヒャエル教会(Michaelerkirche)

13世紀に完成した、かつては宮廷教区教会として聖ミヒャエルに奉納された教会です。いろいろな時代に改装が行われたため、様々な建築様式が入り混じる複雑な構造をしています。ウィーン最大のバロックオルガンがあり、地下にはカタコンベも存在します。カタコンベを見学したい方はガイドツアーに参加してください。

行き方
王宮(ホフブルグ:Hofburge)前の、ミヒャエル広場(Michaelerplatz)に面しています。

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ヴォティーフ教会(Votivkirche)

2本の尖塔がそびえるゴシック様式のこの教会は、1853年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(Franz Joseph I)が暗殺から逃れたことを神に感謝して、弟で後のメキシコ皇帝マクシミリアン3世(Maximilian III)によって建設されました。
設計はウィーン大学(Universtt)を手がけたフェルステル(Heinrich von Ferstel)です。ステンドグラスも見事です。
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。

行き方
地下鉄2番線のシュッテントーア・ウニバーステート(Schttentor-Universitt)駅または、路面電車のシュッテントーア(Schottentor)駅下車すぐ。

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ショッテン修道院(Schottenstift)

12世紀にベネディクト会によって設立されました。外観はすっきりしていますが、内部の装飾は見事です。
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。

行き方
地下鉄3番線のヘレンガッセ(Herrengasse)駅下車、ガフェ・ツェントラル(Caf Central)が入るフェルステル宮(Palais Ferstel)を抜けて、徒歩5分。

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フランツィスカーナ教会(Franziskanerkirche)

映画「恋人までの距離(Before Sunrise)」にも登場した、小さな噴水のある広場にある教会です。映画だけでなく、テレビでもよく紹介されているクライネス・カフェ(Kleines Cafのある広場です。
外観は水色のすっきりした感じですが、内部の装飾はとにかく絢爛豪華です。中心部に近いのに見学者が少なく、ゆっくり鑑賞できます。
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。

行き方
地下鉄1番線または3番線のシュテファンスプラッツ(Stepansplatz)下車、ケルントナー通り(Krntner Strae)を南に歩き、2本目のヴァィブルクガッセ(Weihburggasse)を東に入る。シュテファンプラッツより徒歩5分。

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ルプレヒト教会(Ruprechtskirche)

ウィーン最古の教会で、740年頃創建されました。蔦のからまる塔が印象的です。見学は無料ですが、ミサのある時だけ開錠されていますので、実質的には見学できないと考えた方がいいと思われます。城壁のすぐそばに建てられていたため、付近には現在も城壁のなごりが残っています。
またこの教会のある地域は、若者むけのおしゃれなカフェ・バーが多く集まっている地域でもあります。教会の横にはシャニガルテン(Schanigarten)も出されますので、この教会を眺めながら食事することもできます。

行き方
地下鉄1番線または4番線のシュヴェーデンプラッツ(Schwedenplatz)から、リンク通り(Ring)沿いに東に徒歩2分。

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カール教会(Kalskirche)

ウィーンで公共の交通機関を利用すると、カールスプラッツ(Karlsplatz)という言葉を頻繁に聞くことになります。カールスプラッツ駅は市内交通の要衝で、地下鉄3路線(1・2・4番)の他、路面電車も多く止まります。この駅の南側に広がっているのがカール広場(Karlsplatz)です。広場の名前の由来はそこにそびえる教会、カール教会です。
カール教会は1713年のペスト流行の終息を感謝し、マリア・テレジア(Maria Theresia)の父カール6世(Karl VI)が建設を命じました。設計はフィッシャー・フォン・エアラッハ(Fischer von Erlach)親子、完成に25年もかかりました。目を引くのは緑色のドームと、ペストの守護聖人カルロ・ボロメオ(St. Carlo Borromeo)の生涯を描いた2本の円柱です。ドームの内装はヨハン・ロットマイヤー(Johann Michael Rottmayr )による絵画で飾られています。

行き方
地下鉄のカールスプラッツ(Karlsplatz)よりカール広場を抜けて行きます。カール広場側の出口から出て、徒歩5分。
カールスプラッツ駅はかなり大きな駅です。地下鉄1番線で着いた場合は、出た場所にもよりますが、かなり長く地下道を歩くことになります。路面電車の場合も同じで、1度地下に入ってください。歩く方向は地下鉄2・4番線乗り場方向です(目印があります)。この地下道は少し雰囲気がよくありませんが、人通りもありますし、商店もありますので、おどおどしないで一気に通り過ぎてください。観光客の数も多いですから大丈夫です。そのまま歩いていくと、地下鉄2・4番線乗り場を通り過ぎてすぐに地上に出ます(スロープにはなっていますが、階段はありません)。地下鉄2・4番線で着いた場合は、1番線の乗換え口方面に向かわずに、そのまま出てください。カール広場方面に出ることができます。

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ケプラー教会(Keplerkirche)

庶民の町ファヴォリーテン通り(Favoritenstrae)の中程にある教会です。旧市街地の歴史ある教会とは違い、普通の人達の信仰のよりどころとなっている教会です。(歴史がないわけではありません。)
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。

行き方
地下鉄1番線のケプラープラッツ(Keplerplatz)下車すぐ。

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カプツィーナ教会(Kapzinerkirche)

皇帝納骨所(Kaisergruft)でもあり、パプスブルグ家(Habsburg)の人々の棺が安置されています。
人気の高い皇后エリザベート(Elisabeth Amalie Eugenie)とその良人である皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(Franz Joseph I)、オーストリアの母とも称えられるマリア・テレジア(Maria Thersia)とその良人フランツ1世(Franz I)等の棺が並んでいます。
皇帝納骨所の見学は有料です。

行き方
ケルントナー通り(Krntner Strae)中程を西に入る。ノイアー・マルクト(Neuer Markt)に面しています。

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アウグスティーナ教会(Augustinerkirche)

パプスブルグ家(Habsburg)の人々の婚礼が行われた教会でもあり、その地下にはパプスブルグ家の人々の心臓が納められています。
人気の高い皇后エリザベート(Elisabeth Amalie Eugenie)と皇帝フランツ・ヨーゼフ1世(Franz Joseph I)の婚礼もこの教会で行われました。
内部はミサの時意外は比較的自由に見学することができます。

行き方
地下鉄1、2、4番線のカールスプラッツ(Karlsplatz)下車、国立オペラ座(Staatoper)裏手のアルベルティーナ(Albertina)北側。カールスプラッツより徒歩5分程度。

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