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トライゼンタール(Traisental)

その内部に原石を数多く秘めた、白ワインの宝石箱

Traisental   Traisental

ニーダーエストライヒ州(Niederösterreich)西部、州都サンクト・ペルテン(St. Pölten)からドナウ河(Donau)までの葡萄栽培地域です。トライゼン川(Traisen)流域で、Tal(タール)はドイツ語で谷(渓谷)を意味しています。
古くから葡萄栽培は行われていたようですが、小規模経営のワイン農家が多く、自らの手でボトリングできぬまま、その名はオーストリアのワイン業界でも埋もれてしまっていました。近年になり、若い生産者がワイナリーと呼べる規模の生産まで積極的に発展させ、そのワインが高い評価を受けたことにより、後に続くワイナリーが育ちつつあります。この10年でようやく葡萄栽培地域としてオーストリアのワイン業界に思い出してもらったような産地ですが、次の10年で大きく飛躍し、オーストリアのワイン業界をリードする可能性を秘めています。
夏暑く冬寒い大陸性気候と、東からの暖かいパンノニア気候(Pannonia)の影響を受けていますが、西部程大陸性気候の影響が強くなります。土壌は石灰質でグリュナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner)の栽培に適しています。
白ワインの生産量が80%以上を占め、グリュナー・フェルトリーナーの他にリースリング(Riesling)シャルドネ(Chardonnay)等に品質の非常に高いものがあります。
最も重要な生産地は、中部のライヒャースドルフ(Reichersdorf)です。オーストリアワイン通を名乗るなら、この村のグリュナー・フェルトリーナーを飲んでからにするべきであり、それだけの価値がある産地です。

ヴァグラム
(Wagram ob der Traisen)

ゲッツァースドルフ(Getzersdorf)

サンクト・ペルテン(St. Pölten)

トライスマウアー(Traismauer)

ヘルツォーゲンブルグ(Herzogenburg)

ライヒャースドルフ(Reichersdorf)


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