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アイゼンベルク/ ソートブルゲンラント
(Eisenberg / Südburgenland)

ハンガリー国境で造られる極上の赤ワイン

直訳すれば南ブレゲンラント。その名の通り、ブルゲンラント州(Burgenland)南部に位置している葡萄栽培地域です。パプスブルグ帝国時代はハンガリー領で、冷戦時代は西側諸国の最東端でした。しかも葡萄畑が、この辺境の地でもなお辺境とも言えるハンガリー国境に集中しているため、長く投資もされず葡萄生産者には困難な時代が続きました。ようやく近年になり、この地がオーストリアのワイン業界でも見直されつつあります。
気候は暖かいパンノニア気候(Pannonia)、西からの冷たい空気は丘が遮っています。しかも標高がミッテルブルゲンラント(Mittelburgenland)よりも高く、斜面が急なため、昼と夜の温度差が大きくなります。土壌には鉄分が多く含まれており、これがワインにミネラル感とスパイシーさをもたらしています。
白ワインと赤ワインの生産比率はほぼ半々ですが、特産は赤ワインのブラウフレンキッシュ(Blaufränkish)、またツヴァイゲルト(Zweigelt)もスパイシーさが他の産地より増し、赤ワイン好きの期待を裏切らない味に仕上げられています。
最も重要な生産地は、アイセンベルグ(Eisenberg)とドイッチュ・シュッツェン(Deutsch Schützen)です。