シュピッツ(Spitz an der Donau)
ドナウ河を見下ろす段々畑から生まれる極上の白ワイン
最終訪問:2005年5月
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ワインの品質、特に白ワインにおいてオーストリアでも最上のワッハウ渓谷(Wachau)。その中にあり地理的にも、ワインの品質的にも中心と呼べるのがシュピッツです。
このドナウ河沿いの小さな村が白ワインの品質をリードしています。ワイン好きには1度は訪れてみたい村の1つです。
村の中心部は小さく20分もあれば見て廻ることができます。周りには葡萄畑しかなく、ホイリゲやワイナリーは村のあちこちに点在しています。駅から少し西に歩いた交差点に、ホイリゲやワイナリーの位置を示す方向案内が立っていますので参考にしてください。方向案内だけでなく村の道のあちらこちらに、「ワイングートXXまで100m」などという表示が掲げられています。とにかくワインの村という表現がピッタリの村です。
主なワイン品種はリースリング(Riesling)そして、グリューナー・フェルトリーナー(Grüner Veltliner)です。特にリースリングはワインコンテストで賞を受賞しているワイナリーが、数多くあります。
船着場にはメルク(Melk)やクレムス(Krems am der Donau)からの観光船も止まります。ヴィノテク(Vinothek)は船着場の前にあり、この地方だけでなくオーストリア各地のワインを揃えています。
また観光船用とは別の船着場もありますが、こちらはローカルな生活用の船が運航されています。この付近は橋がないので対岸に行くには船を利用するか、クレムスあるいはメルクまで出て橋を渡るしかないのです。
関連サイト
シュピッツの公式サイト(ドイツ語)
(ドイツ語の苦手な方は、ホイリゲの情報を探す為のドイツ語リストも参考にしてください。)
行き方
フランツ・ヨーゼフ駅(Franz-Josefs-Bahnhof)からクレムス(Krems am der Donau)行きのオーストリア鉄道(ÖBB)に乗り、クレムスでシュピッツ(Spitz an der Donau)方面行きの各駅停車に乗り換えシュピッツ・アン・デア・ドナウ駅で降ります。所要時間は約1時間半。フランツ・ヨーゼフ駅ではなくシュピッテルアウ(Spittelau)またはハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)でオーストリア鉄道(ÖBB)に乗り換えると、地下鉄と同じ駅なので市内からの連絡も便利です。1日1本程度ですが、クレムスで乗り換えなくても良い直通列車もあります。駅で切符を購入する時はシュピッツで十分通じます。またこの駅に切符売り場や自動販売はありませんので、この駅から乗車した場合は車掌に乗った駅と目的地を言い、社内で切符を購入してください。
駅はほぼ村の中心部にあります。ホイリゲやワイナリーを探す場合は村の中心部の方向案内を確認してください。ヴェィノテクに行く場合はドナウ河の方に行ってください。
列車は1時間に1本程度しかありませんので(2時間ぐらいない時もある)、必ず行き帰りの時刻をオーストリア鉄道(ÖBB)のサイトで確認しておくことをお勧めします。曜日によっても若干の時刻の変更がありますので、必ず訪問予定の日の時刻を確認してください。
しかしここはなんといってもドナウ河から船で向かうのが最高です。世界遺産にも登録されているワッハウ渓谷を堪能した後、この村でワインを堪能するのはいかがでしょうか?ドナウ河の観光船は4月から10月まで運行されています。一般的な利用方法は、ウィーン西駅(Westbahnhof)よりオーストリア鉄道(ÖBB)で修道院で有名なメルク(Melk)に行きます。(所要時間約1時間15分。)修道院下(メルクの町と反対側、ドナウ河沿い)の乗船場より観光船に乗ります。終点はクレムスですが、ここはシュピッツで降りてください。(所要時間約1時間。)シュピッツからウィーンに戻るには船もありますが、時間的にはオーストリア鉄道(ÖBB)の方がかなり早くなります。クレムスとウィーンの間は船からの見所も少ないので、ここはオーストリア鉄道(ÖBB)がお勧めです。船の時刻はオーストリア政府観光局のサイト(日本語版あり)にて確認してください。
観光船乗り場はヴィノテクの正面にあります。村の中心に出るには大きな教会を目指して歩いて行ってください。
