ミッテルブルゲンラント
(Mittelburgenland)
直訳すれば中央ブレゲンラント。その名の通り、ブルゲンラント州(Burgenland)中部に位置している葡萄栽培地域です。この地域は別名ブラウフレンキッシュラント(Blaufr
nkishland)とも呼ばれており、オーストリア独特の赤ワイン品種ブラウフレンキッシュ(Blaufr
nkish)の栽培が特に盛んな地域です。
森と丘陵が続き、西からの冷たい空気を山が遮り、気温は高めとなります。この気候が晩熟なブラウフレンキッシュに適しています。葡萄の木も古い畑が多く、そこから高品質の葡萄が生産されています。
白ワインの生産料は僅か10%弱、白ワイン産地と思われていたオーストリアにおいて、異質的な赤ワイン産地でした。ところがこの地域のワイナリーが徐々に台頭し、ブラウフレンキッシュの名をワインの世界に知らしめてから、この地域の北側でもブラウフレンキッシュの価値が見直され、オーストリアのワインの生産比率を劇的に変更しつつあります。また、ブラウフレンキッシュの他にもオーストリアを代表するもう一つの赤、ツヴァイゲルト(Zweigelt)に優れた品質のものが見受けられます。
最も重要な産地は、赤ワインで有名なワイナリーが集まる北部のドイチェクロイツ(Deutschkreutz)、ホリチョン(Horitschon)とネッケンマルクト(Nekenmarkt)、および東部のルッツマンブルグ(Lutzmannburg)です。
| ドイチェクロイツ(Deutschkreutz) |
