グリンツィング(Grinzing)

最終訪問:2008年1月

昼下がりのグリンツィング、開店している店もある

オーストリアで最も有名なホイリゲ村です。ウィーン中心部から訪れると、かなり郊外の方に行きますし時間もかかりますが、ここはウィーン市内です。ホイリゲ村というよりホイリゲ街と言った方がいいかもしれません。ホイリゲは路面電車のグリンツィング(Grinzing)駅を中心に左右に軒を並べています。夕食時ともなると、観光客を乗せたバスが押し寄せ、各ホイリゲは観光客でいっぱいとなります。日本からのツアーで行く場合も、オプショナル・ツアーなどでホイリゲを頼むと、ほぼ間違いなくグリンツィングに行くことになります。そのためか大人数を収容できる大規模なホイリゲが目立ちます。また殆どのホイリゲはシュランメル音楽の楽士を入れており、それ目当ての観光客も多くなります。
実はグリンツィングにはホイリゲとは名ばかりで、実際には自家製ワインではなく仕入れたワインを飲ませるホイリゲもどきのレストランが少なくありません。ただ私も各ホイリゲの内情は詳しく知りませんし、グリンツィング=偽ホイリゲとは言いかねます。またグリンツィングは観光客が多いことから、ある意味で観光客慣れしており、客あしらいもまずまずで、観光客の私達には行きやすいホイリゲ村とも言うことができます。シュランメル音楽のレベルも外れは少ないでしょう。

路面電車のグリンツィング駅、バスもこの前に停まる カーレンベルグから見たウィーンとドナウ河

ここはウィーン市を一望できるカーレンベルグ(Kahlenberg)への入口でもあります。カーレンベルグからの帰りにワインを楽しむのもいいかもしれません。
路面電車の駅から少し山の方にある教会裏手の墓地には、音楽家グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)のお墓があります。

教会の鐘塔が見える 西側のホイリゲ街、カーレンベルグへの上り口でもある

行き方
ウィーン中心部から行く方法は2つあります。
地下鉄2番線のシュッテントーア・ウニバーステート(Schttentor-Universitt)駅に隣接する路面電車のターミナル、シュッテントーア(Schottentor)から路面電車38番グリンツィング(Grinzing)行きに乗り、終点のグリンツィング(Grinzing)で降りる。
地下鉄4番線で終点のハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)まで行き、市バス38A番カーレンベルグ(Kahlenberg)行きに乗り、グリンツィング(Grinzing)で降りる。
時間的には後者の方法が早いです。個人的には、ウィーンの街を見ながらゆっくりと坂道を上っていく、前者の方法が好きです。特に帰りは必ず前者の方法で帰ってきます。夕暮れ時のウィーンの車窓は最高です。

お勧めホイリゲ
観光客がバスで押し寄せてくるグリンツィング、でも観光客の行きやすいグリンツィングということで、基本的に個々の店の案内はしない姿勢のKino_Sanですが、ここでは特例として個人客なら入れるホイリゲ(というか団体客のいないホイリゲ)を2つ程紹介いたします。
初めての方には行きやすいグリンツィングです。でも個人で行って団体客に取り囲まれて、なんとなく嫌な思いをするというのもKino_Sanなりに理解できるからです。ホイリゲ初級者向けのグリンツィングです。まずは行ってみて、ホイリゲを好きになってください。

お詫びとご注意
ここで紹介しているホイリゲは、Kino_Sanが個人的に通っているホイリゲです。お店の方達とは懇意にしている訳ではありませんので、お店の事情が変わっても、リアルタイムで紹介に変更を加えることはできません。2軒のホイリゲとも個人営業ですので、経営者の事情で営業状態が変更されてしまったようです。
サイトの変更が遅くなりましたことを深くお詫びいたします。

  1. 2007年8月現在、Heuriger zum 6erはHirsch(ヒルシュ)と名前が変更されています。経営している家族は変わっていませんので、店の雰囲気およびサービスに変更はありません。
  2. 2007年8月現在、Rascher(ラッシャー)は営業していません。店が開いていませんので、休業中なのか営業を止めたのかは確認できませんでした。

葡萄栽培地域別の案内へ戻る

ウィーンからの所要時間別の案内へ戻る