ゲッツァースドルフ(Getzersdorf)
新興ワイン産地に囲まれた、小さく無名なワインの村
最終訪問:2011年5月
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オーストリアでも無名に近い葡萄栽培地域トライゼンタール(Traisental)にあり、ワイン産地としてもホイリゲの村としても、地元以外では殆ど知られていない小さな村です。
行政区的にはインツェースドルフ・ゲッツァースドルフ(Inzersdorf-Getzersdorf)の一部となりますが、ワイン産地として近年評判になっているのはインツェースドルフ(Inzersdorf)の方で、オーストリアのワイン業界でもゲッツァースドルフの名前を聞くことはありません。
またこの村は、近年ワインで賞を取るワイナリーが多くあるライヒャースドルフ(Reichersdorf)と近く、その家並みはほぼ同じ村のように続いています。
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村の中にはホイリゲの看板も見当たらず、ワイナリーも殆どありません。しかしながら、2つのワイン産地に囲まれたこの村、葡萄栽培が行われていない訳でも、ワインを生産していない訳でもありません。
訪ねたワイナリーは葡萄農家の域を出ず、ティスティングルームもありませんでしたが、ワインの味は平凡ながらも平均点はキープしていました。と感じたのは、個性豊かなトライゼンタールのワインをいろいろティスティングした後だったからです。普通に美味しいノイブルガー(Neuburger)のつもりで持ち帰ったそのワインは、ノイブルガーにしては珍しく酸が表に出て、かつ深い旨みのある、非凡なる名品だったのです。
現在、オーストリアのワイン業界でも評価の高い2つの産地に囲まれた、まったく無名の村ですが、トライゼンタールのワインを知る上で素通りはできない産地だと思もわれます。
ワイナリー
行き方
フランツ・ヨーゼフ駅(Franz-Josefs-Bahnhof)からトゥルン(Tulln)方面行きの列車に乗り、トゥルンでサンクト・ペルテン(St. Pölten)行きの列車またはバスに乗り換え2時間弱。1日に1本ですが、直通列車もあります。
または、ウィーン西駅(Westbahnhof)からサルツブルグ(Salzburg)方面行きの特急に乗り、サンクト・ペルテンでトライスマウアー(Traismauer)方面行きの列車またはバスに乗り換え1時間強。
列車の駅から村は歩くとかなりの距離がありますので、バスの方が便利です。
トゥルン乗換え、サンクト・ペルテン乗換えとも、列車またはバスは2時間に1本程度しかありませんが、曜日や時間帯によっても若干の違いがありますので、オーストリア鉄道(ÖBB)のサイトで行く予定の日の時刻を調べておくことをお勧めします。



