ホイリゲ利用法

ホイリゲはレストランではありません。主役は料理ではなくワインです。ですからワインはテーブルで注文しますが、料理は店の奥にあるカウンターまで行って購入します。あくまでワインのつまみですから、ハムやチーズペースト、サラダなどの簡単な料理しかありません。

まずホイリゲの選び方から説明します。ホイリゲの目印は松の枝と裸電球です(田舎に行くと電球だけの場合もある)。電球が点灯していたら、そのホイリゲは営業しています。中を覗いてそのまま出て行っても怒るような店はありませんので(内心はとにかく)、店やお客さんの様子を見て自分の雰囲気にあった店に入りましょう。夏場は庭の席が主役になりますから、そこからの眺めなども目安になるかもしれません。

ホイリゲ街、電球が点灯している店が開店中 目印の松の枝と電球

ガイドブックではホイリゲの主役のように書かれていることの多いシュランメル音楽ですが、楽士がいるのはウィーン市内の観光客の多いところだけです。田舎の殆どのホイリゲは楽士なんていません。主役はあくまでワイン。シュランメル音楽は観光客目当てのものと考えてください。

このホイリゲと決めたら勝手に席についてもかまいません。ただしReservieren(予約)の札などがある席は遠慮してください。先に座っているお客さんがOKなら相席でもいいです。
ワインは席まで注文を取りに来てくれます。観光客の多い場所なら民族衣装を着た女性だったり、家族経営の場合はご主人だったりします。その店のワインしかありませんから、白か赤、またはロゼかを言えば大丈夫です。(決してビールなど注文してはいけません。)店によっては用意している葡萄品種をリストにしてテーブルに置いていたり、入口の黒板に書いていたりしますので、好みの葡萄品種があればそれを言ってください。ワインの料金は注文を取りに来た方に支払ってください。(帰る前でOKです。)

ホイリゲ内部、お好きな席へどうぞ!! カウンターで購入した料理

肴が必要な場合は店の奥にあるカウンターまで買いにいってください。いわゆるセルフサービス方式です。料理を選んでその場で精算します。料理は先にも書きましたが、ハムとかサラダなどの簡単なものしかありません。しかし言葉が苦手な私達にはこれが嬉しい。ほしい料理を指差して、どれぐらい必要か言えばいいのです。身振り手振りで十分です。(だいたい、レストランのメニューの長ったらしい難解なドイツ語、理解できますか?Kino_Sanは半分ぐらい読んだらなげちゃいます。)注文すればウィンナー・シュニッツェル(Wiener Schnizel)等の温かい料理を出してくれる店もあります。メニューをくれれば間違いなく出してくれますが、必要な場合はカウンター等で聞いてみてください。ワインが主役ですから、ワインだけ飲んで肴はなしでも全然問題ありません。3時頃にホイリゲに行くと、そういうワインだけのお客さんを結構見かけます。

料理が並ぶカウンター 勿論、店の中にも席はあります