湯けむりに囲まれて でも温水プールかも

ドイツ語でバーデン(Baden)は入浴するという意味だが、温泉を指す言葉でもある。ウィーン近郊のバーデン(Baden bei Wien)はその名もずばり、温泉ということだ。バドXX(Bud XX)も温泉地を示す。バド・フェスラウ(Bad Vslau)は、さしずめフェスラウ温泉ということになる。
温泉好きといえば日本人だが、オーストリア人だって温泉を楽しんでいる。温泉地にはホテルが立ち並び(日本の温泉旅館?)、リゾート化している所が多い。湯治場もある。医師の指示に従い、温泉に浸かったり、飲んだりしている。もともと、ヨーロッパでは温泉は病気の治療の一環として利用されることが多かったので、実質は湯治場としての利用が多い。
とはいえ、一般の人だって温泉に行く。リゾートなので、温泉に浸かるというより、スポーツやエステ等を楽しんでいる。かなり田舎の温泉でも、夏は避暑、冬はスキーリゾートの社交場として機能していたりする。バーデンにはカジノもある。コンサートも開かれる。完全な社交場だ。
さて、日本人的に楽しみな温泉であるが、基本的に混浴である。変なことを想像してはいけない。水着を着て、浸かるというより、泳いでいたりする(足が着かないぐらい深い所が多いのだ)。しかも、水温が低い。40度もあるところには経験がない。温水プールというか、普通のプールかもしれない。ただ、単純に水ではなく温泉が満たされているということだ。
湯けむりに囲まれて、リラックスではなく、わりと真剣に泳いだりしなければならない。どう考えても、やっぱりプールだと思う。

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