メードリングのホイリゲ 観光客が珍しい?

メードリンク(Mdling)ではよくデートをした。町も美しいし手頃な見所もある。ハイキングコースも適度に充実している。歩きながらおしゃべりしたり、町を見下ろす教会の前でいちゃついたり、しかも意外と観光客が少ない、デートするのに最適の町だったのだ。

町の中心部の市庁舎 丘の上の教会から見た町並

その日も葡萄畑の中をドライブしてメードリンクに行った。リヒテンシュタインのお城の横を通り、ハイキングコースを歩いているうちに喉が渇いた。我々は車で来ている。彼はアルコールを飲むことができない。しかし私はどうしてもホイリゲに行きたくなった。だいたい葡萄畑だらけではないか。ホイリゲがないはずがない。こういう場合女は強い。結局、町外れのホイリゲに入ることになった。
そこはまあまあ垢抜けた方のホイリゲだ。農家の軒先のような感じは少ない。看板も出ている。店内のつくりもビストロ風である。肴もいい感じでカウンターに収まっている。もう少し観光客慣れしていると思った。
私はどう見ても外国人である。オーストリア式にあいさつしたが、ご主人は落ち着かない様子である。白ワイン小(1/8l)とミネラルウォーター1杯を注文する。(さすがの私も、飲むことができない彼の前で1/4lをゴクリはできない。)
なかなかいい味だよ。などとワインを味わっている間、ご主人は我々の席の周りを行ったり来たり、なんだかバツが悪くて、英語で話すことになってしまった。それがまたご主人の心配をかった。出る時に「美味しかったよ。」と声をかけると、ご主人は納得したようだった。外国人の評価が気になっていたのかもしれない。
メードリンクのホイリゲは観光客が少ないのかもしれない。町も確かに静かだ。私にはいい環境だけど、見所が多いだけにもったいない。ワイン抜きでも、もっと訪れてほしい町の1つだ。ウィーンからも近い(列車で30分)。日帰りツアーにぜひ推薦したい。
ところで水を飲んでいた彼、お酒は強いけどあまり好きではない。私の苦手な甘い物が大好きなのだ。アイスクリームなんて3人前は食べる。見ている方が気分が悪くなる。ワイン大好き、甘い物大嫌いの私とではうまくいくはずなし。仕方ない。

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