Yahoo!検索

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索 
オーストリア政府観光局
オーストリア2ジャパン
オーストリーワインマーケティング協会

 

ホイリゲの保育士 復活!!

2010.07.19

ホイリゲで子供は騒いでいい。
なんてことはない。
出来るなら静かに、他の客に不快感を与えないように、大人しくしているにこしたことはない。が、しかし、ホイリゲはレストランに比べるとゆる~い雰囲気が漂っているし、庭なんて遊び道具(ブランコ等)があったりする。食事時はとにかく、客の少ない時間帯(午後3時ぐらい)は店の人も客と無駄話等しながら、休憩モードに突入している。そんな時に子供が多少走っても、奇声を上げても、笑いこそすれ、注意をする人は少ない。そもそも、注意をするはずの他の客がいない。
結果的に子供は騒いでいる。

こんな感じで子供の遊び道具がある 雨のグンポルスキルヒェン

雨のグンポルスキルヒェン(Gumpoldskirchen)は久し振りだった。平日でも観光客で賑う村の通りも、雨の為か、人通りは少ない。私は気分を変える為に、何時も入っているホイリゲより少しだけ駅よりのホイリゲを選ぶ。先客は2人だけ。

役場もしっとり このホイリゲに入った

席に着いてワインを注文する。時刻は2時を回ったところ、先客達が出て行く。
つまみを取るか考えている時に、乳母車を引いた男性が入って来た。乳母車を食事を売るカウンターの前に置き、彼は一番前の席に座りって、店の人とおしゃべりを始めた。乳母車からは2本の小さな手が見えたり、隠れたりしている。私は2人の話がヒートしないうちにと、カウンターに近づいてハムとサラダを注文する。席に戻る時に、乳母車の中の小さな手の持ち主と目があってしまった。


女の子だ。


席に戻った私はご機嫌にワインとハムを楽しんでいる。現実的にもご機嫌な味のワインなのだ。サラダは少し塩辛かったが、文句を言う程でもない。
やがて、退屈したのか、2本の手の持ち主が乳母車から出てくる。でも、もう遅い。お父さんと店の人の話はヒートしている。子供なんておよびじゃない。(どうして、オーストリア人は話に集中できるのだろう???)
子供は私を見る。


やばい。また、目が合った。


恐る恐る、近づいて来る。
片手に塗り絵絵本、片手に青のスプーン。(スプーン???)
私の前で、様子見の姿勢。


負けたよ。いいよ。


私はその子を抱き上げて、膝の上に乗せる。
塗り絵の出来栄えを聞いて、見てあげる。
もう、どうしようもない。
子供は時々、お父さんの様子を見に行き、諦めては私の所に戻る。
スプーンを大きく翳し、勢い良く駆けて来る。勿論、意味不明の奇声付きだ。
でも、誰も嫌な顔をしない。その店には、私と子供のお父さんと、店のマダムしかいない。
誰が嫌な顔をする?
父親は私に気を使い、店の人は愛想良く、お持ち帰りのワインの試飲なんて、頼んだワインより多い。いい思いはさせてもらった。

顔は控えて、かわいい女の子ですよ スプーンを振りかざして


でも、子連れでホイリゲへ行く人に言いたい。
子供は連れて行っていい。
少しは自由にさせていい。
でも、でも、ご機嫌でワインを飲んでいるオールド・ミスは一人にさせるべきだ。例え、彼女がご機嫌で子供を抱いてもだ。彼女の目的は子供ではない。美味しいワイン。多分、それだけだ。