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ワインの世界にソムリエは必要か?
ひねくれ者のワイン生活

2008.02.24

「ウィーンの森が溶け込んだような緑。軽い柑橘に胡椒風味が混じり、微炭酸が舌を刺激する。」
このような説明を聞いても、想像力がないせいか、私はそのワインの味を把握することができない。むしろ混乱して、選ぶべきワインを見失ってしまう。
ソムリエの資格というのは日本独自の制度らしく、本場フランスのソムリエの位置づけは、ワインに詳しいレストランの給仕といったところらしい。オーストリアでも事情は同じだ。従って、ワインのアドバイスをお願いする時も、前記のような言葉は使用しなくていい。
「料理はこれをお願いしたの。それに合う辛口の白がいいわ。」あるいは、「私はちょっと重い感じの赤が好きなの。お勧めのワインはどれかしら?」こんな素人丸出しの注文で十分である。
では、ソムリエは必要ないか?ワインに関するアドバイスは必要ないか?
答えは明確である。
「ワインが存在する限り、ソムリエは必要だし、そのアドバイスも必要である。」
ただし、ここが肝心だが、押付はいけない。ワインを選ぶのは飲む人だ。飲まない人の好みは除外されるべきである。
私はとてもひねくれた性格で、人にこうしなさい、ああしなさいと言われるのが大嫌いだ。薦められると、違う物を選びたくなる。ソムリエが「このワインなどは。。。」などと言い出すと、1行下のワインを選んだりする。まったく手が付けられない。
そんな私である。このサイトを始めた時の私の立場は明確であり、それは今も変わっていない。

ホイリゲを選ぶのも、ワインを選ぶのもその人自身。私に選ぶ権利はない。

「オーストリアワイン大好き」などとは言っているが、オーストリアワインにだっていろいろある。私はこれが好きだからといって、そればかりを押し付けるのはどうかな?
好きで何度でも行きたいホイリゲ村(実際に何度も行っているところもある)も、あまり好きでなく二度と行きたくないホイリゲ村もある。でも、私が好きだからといって、ここに行きなさいと言うのはどうかな?
そのような考えから、かなり中立的というよりは、かなり中途半端な立場を通してきたと思う。自分が嫌な事を他人にはしないということだ。
でも、最近気が付いたのだが、他の人は私よりは遥かに素直で人の意見もちゃんと聞く。(この事実に早く気が付いていたら、私の人生はもっと暖かく実り多いものになったはずだ。)オーストリアワインやホイリゲについても、多くの意見やアドバイスを待っている。「このワインが美味しいよ。」と言われたら、試しに飲んでみるぐらいの寛容な心を持っている。(それが普通で、私がひねくれているだけなのだが。)
だから、少しだけ親切なコーナーを作ってみた。「ここに行きなさい。これを飲みなさい。」そこまでは言わないけど、「こんなのあるよ。」ぐらいはいいのではないかと思う。
どこまで行っても、ひねくれ者である。でも、ひねくれ者も気が付いたのだ。うざい話や嫌な話、聞きたくない話は、聞いている振りをすればいいことに。相手は私の様子は見ることができても、心の中までは見ていない。折角、いいワインを薦めてくれているソムリエの話も、聞いている振りをしてあげればいいのだ。そして、飲むワインは自分で決めればいいのだ。「そのワインもいいけど、今の気分はこっちかな?」そんな感じで。そうすれば、世界は少しだけ私に優しくなるはずだ。