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自動販売機に夢中!!
意外と違う清涼飲料水事情

2007.09.02

この夏、私の心を捉えたのは自動販売機である。駅のホームで、大きくSelectaと書かれた赤い物体を見ると、思わず駆け寄っては水を購入していた。オーストリアの夏は乾燥している。何かをしていなくても、息をしているだけで、体から水分がどんどん蒸発していく気がする。ワインが飲める時は、「早くホイリゲに行って、ワインを飲まなくちゃ。」だったが、飲めない今は水が生命線だ。ホイリゲに行けば水だけという訳にはいかない(ホイリゲとて立派なワイナリーだ。ワイナリーで水だけは、第一失礼だろ)。ホイリゲに行かないなら、何処かで水を買うしかない。水を買うなら。。。自動販売機だ。

自動販売機   自動販売機

日本では清涼飲料水、水やお茶、ジュース類を手に入れるのは難しくない。いたる処、街角やドライブイン、店の前にも自動販売機がある。よほどの田舎でない限り、一区画も歩けば何台かの自動販売機があり、何時でも清涼飲料水を購入することができる。自動販売機でなくても、都会にはコンビニというものがある。こちらも角々にあるようなもので、しかも24時間営業している。清涼飲料水だけでなく、ある程度の制限はあるが、食物も日用品も購入することができる。とにかく家に何もなくても、のどが渇いた時、少し動けば24時間何時でも清涼飲料水を手に入れることができる。買い置きどころか、冷蔵庫さえ家にない若者がいるそうだが、このような状況では頷けないこともない。
では、オーストリアではどうか?日本のように簡単に清涼飲料水を手に入れることはできるのだろうか?答えははっきりしている。
オーストリアでは清涼飲料水を手に入れることは容易ではない。少なくとも日本のような感覚で手に入れることはできない。
では、どうするのか?どのようにして、オーストリアでは清涼飲料水を手に入れるのか?
まず、オーストリアにはコンビニはない。法律で商店の営業時間、営業日が厳しく制限されているので、基本的に無休、24時間営業の店舗はない。従って、日本のようなコンビニに近い品揃えの店は存在しても、24時間営業している店は存在していないのである。
では、スーパーマーケットはどうか?役割は日本のスーパーマーケットと同じである。日常の食料品から、日本でいうところのコンビニ感覚で、清涼飲料水やお菓子も手に入れることができる。店によっては、弁当ならぬ、サンドイッチなどの軽食も購入することができる。ただし、営業時間は日本と同じではない。先に述べたように、商店の営業時間には厳しい制限がある。閉店時間は6時~7時位だし、日曜日や休日は営業していない。日曜日に喉が渇いても、基本的には水を売っている店はなのである。
じゃぁ、仕方ない、自動販売機にするか、ともいかない。何故なら、自動販売機なんて皆無に近いからである。嘘だと思うなら、ウィーンの市街地で自動販売機を探してほしい。日本なら当然自動販売機が置かれているような場所を見てほしいのである。自動販売機なんてない。本当にないのである。
では、オーストリアで清涼飲料水はどうやって手に入れるか?一般的なのは売店である。スタンド(屋台)という手もある。こちらは格段に日本より多い。人通りの多いショッピングストリートではカフェが売店を出していたり、スタンドも多い。路面電車の駅でも結構見かけるし、ターミナル駅にはこれでもかってぐらいの数の売店がある。ピザやパン、サンドイッチとともに、清涼飲料水が売られている。特にターミナル駅の売店は日曜や休日も開いているので重宝する。つまりオーストリアでは清涼飲料水は、乗り物に乗るついでや、乗換えの時に注意して購入しなければならないのだ。
ところが、ここ1・2年の間に、特に列車のホームで自動販売機を見かけるようになった。日本のように清涼飲料水が主体のものではなく、スナック菓子なども一緒になっている。上部に菓子、下部に清涼飲料水が並ぶ。私がオーストリアに住んでいた頃は、自動販売機などなかったので、ホームにひっそりと置かれているそれに私は冷ややかな視線を送り、何時ものように売店で水を購入していた。ところが、知ってしまったのだ。売店より自動販売機の方が安い事を(まぁ、オーストリアならある程度想像が付くので、確認しただけだが)。しかも、自動販売機は各々のホームにある。売店のある駅舎まで戻る必要はない。そう、自動販売機に夢中である。列車に乗る時、あるいは降りた時、ワンコイン(1ユーロ)を握り締めて、いそいそと自動販売機に近づいて行く。「水。水。」と呟きながら(だって回りの人に日本語は分からないもの)、炭酸水を買う。買いたては冷えているので、頬を冷やす。あとはリュックの専用ポケットに納める。
とにかく、オーストリアも便利になったものだ。水が自販機で買える。まるで日本のように!!